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奄美産水田雑草その後… [草]

何か珍しく更新してみたりします。
水田雑草とはいえ、年々減少していて、レッドデータにも掲載されているそんな貴重な草達。
少しだけ採取。と言いましても、きちんと環境省の許可はとってあるのですが。
その問い合わせの中、「特に指定されていないので、いくら採っても大丈夫です」と。
勿論、車を止めて、車中から水田の様子を見ていますと、農家の方に「何してるの?」と聞かれるのですが、
「こういう雑草って少し頂いていいですかね?」と聞くと、「そんなのだったら邪魔だからいくらでも持って行きよ」
と言われるのが現地(内地でも)の現状でして。※田んぼに入る前はもちろん所有者には許可を取りましょう※
所詮は雑草扱いなのでしょう。自分や好きな方にとっては宝石箱なのですが…
とはいえ彼らもその内に除草される運命なのですがね…

そう言うワケで、ウチの唯一の水草水槽(もどき、しかも臨時)の状況報告です。


○○さん用と○○さんに送られるお土産用で、熟しているのか謎な花芽だけ採取した、ホシクサsp奄美2015.9。
お二人ともまだ播いておられないようですね。ホシクサ系は激しく下火ですが、皆さんがご所望と知る前に、採っておいたものです。
ウチでは播いたというより、花芽に触れる度に種子が散るので、もったいない、運が良ければ発芽するかもと、
水槽にふりふりしてただけのその後。

20150928_012604.jpg

あ、普通に発芽した…
それもこの一角だけでなく見える場所はほぼ全面に。しかも水槽サイズ60-45-45㎝に。
○○さんと○○さん、ああ後は、もし良ければ○○さんも、万一失敗されてもウチで無事育ったら、
お分けしますよ~。まあお土産ですしね。

はい、次はこちらを。

DSC_0832.JPG

本土では普通に見られる、それでも減反政策&水田自体の減少で奄美大島では稀かも?
奄美に行く度に覗きに行ってますが、やはり年々減少傾向にあるようです。てな感じの、
キクモ(Limnophila sessiliflora)です。
やっと水中葉ぽくなってきました。
と言いますのも、Co2グラスカウンターを踏んで割ってしまい、目分量で添加してたらMAXまで(?)行き、
草も水上同様に伸びていたもので…
フライングフォックス10匹入れたら全滅して、エビが死んでいたのでようやく異変に気付き、
その後試しにトラジャングッピーを同じ水に入れたら平気そうに泳いでいたので、余計に気付くのが遅れました…

初心者以下の失敗談はともかくとして、次行きましょうか。

DSC_0818.JPG

実はミゾハコベと思っていたら、たまたま見に来られた方が、「これミゾハコベちゃうで、スズメノハコベや。」
と。
きっとスズメノハコベ(Microcarpaea minima)なのでしょう。
言われてみれば、な気がします。
かと言って、これは全ての水田雑草にも言えますが、和名=流通名(アクアリウム界での)では無いと思っています。
日本のスズメノハコベ≒インディアンクラッスラ。程度に止めておいた方が良いかと。
まあどの種も学名的には「=」なんですがね。

お次、こちらです。

DSC_0831.JPG

ミズトラノオ(Pogostemon yatabeanus)で合ってると思いますが…違いましたらご指摘お願いします。
ミズネコノオと似てはいますし、確かに子株では判り難いです。
もう少し生長してくれたら完全に判別はできます。多分…

さて次。

DSC_0828.JPG

ん?ミズトラノオ??違う??判りません…勉強不足が露呈。
水上葉では違うように見えましたが、謎です。
見られた方達が仰るにはミズトラノオでしょ、と。でも何かが違う気がするんですよね。
これももっと成長してくれたら判るのですが。

最後はこちら。

DSC_0835.JPG

ミズワラビ(ヒメミズワラビ?)(Ceratopteris thalictroidesC. gaudichaudii?)
鹿児島県以北のものはヒメミズワラビらしいですが、奄美大島はどちらに入るのか…
鹿児島県以南、つまりは沖縄県という事になりますが、現地で見ても違いは判りません。
遺伝子レベルなのでしょうね。
これも=アメリカンスプライト、ウォータースプライトかと言われると…ん~?なのが正直な所ではあります。

これら水田雑草(水草)はレッドデータに掲載のあるものも多く、採取に関しましても、賛否両論、
いやまあ断然「否」が大多数でしょうが。
ブログにてアップする事でちょっとした注意喚起主になればと思いまして。
採ってはいけないはけではない、ですが、採り過ぎは頂けないかなと思われます。
言い訳では無いですが、そもそもが雑草ですし、採集より農薬、除草剤、駆虫剤等の使用や、
国の減反政策が主な原因ですので。
個人で趣味程度に採集する事なんて、それに比べたらはるかにマシなワケで…
そういう事言い出したら、
もっと突っ込むと、アクアリウム界やその他ペット業界ではIUCN指定の絶滅危惧種を平気で野生採取、輸入販売してるのが現状なワケでして。
法的拘束力は無いにせよ、何かしら対策を講じるべきでは?とは思いますね。


個人的にはこの手の種は採集時に物凄く悩みます。葛藤もあります。
そう言うワケで、今後もここでご紹介した草は可能な限り、長く広く維持はしていきたいと考えます。
次回以降は単なる草ブログになるのでは?と一部で危惧されていますが(どこで?)

何でこんな事書いたのか、こんな時間のアップになったかと言えば全て、
そのIUCN絶滅危惧種のスラウェシメダカさんが空気を読まず(何の?いや逆に読んだのでは?)抱卵していたせいです。
要は、産卵→隔離→水合わせという図式で今まで眠れませんでした。寝不足決定!
でも、産卵は嬉しいですけどね。今回で二度目の抱卵になります。前回はと言いますと…
発眼確認は出来ていたのですが、その水槽にそのメス一匹のみなのに日に日に卵が減って…という具合です。
一般ルートで入荷の無い魚、ましてや絶滅危惧種ですし、今回は上手く子採りというかなんというか、出来れば良いのですが…

※案の定、ええ、想定内でしょうが。抱卵画像はありません。悪しからず…


とにかく、世の中には雑草や雑魚他でも大切なものはありますよね?
それをどう継続維持するか、の手段として、採集を選んだのみ、といった経過報告でした。
またアップはすると思いますので、その際も宜しくお願い致します。

奄美大島 2015年9月 [旅]

ど~も、○○さんです(笑)
奄美大島に7日~11日まで行ってきました。

DSC_0753.JPG

着いた時は小雨模様。その後は特有のスコールチックなの以外は降らなかったです。

さて、稲刈りをとうに終えた水田の散策です。
…何か稲を作ってる水田が減っているので、将来的には無くなるかも知れないですね。
元々、減反政策で減っていた、と言いますか殆ど無かったというのに、更に減ってます・・・

と、ぼやいても仕方ないので、恒例の(?)水田雑草です。
まあ、それ以外の画像はありませんので、ご興味無い方は飛ばして下さい・・・

DSC_0765.JPG

ホシクサ(星草)の一種。
普通に見れます。群生する姿はとても魅力的です。
以前にUPしてた、ヒロハ系は自生していた所が完全に湿生→乾生になり、絶えたのでは?と思われます…
左のはキクモ。奄美以外では普通種でしょうが、水田自体が減っているので、そういう意味ではレアですかね。

DSC_0754.JPG

ミズトラノオ若しくはミズネコノオ。
多分「トラ」でしょう。どちらにしても、ポゴステモン(Pogostemon)の仲間。(言い訳です)
個人的に、この草姿は大好きですので、奄美に限らず、見れたらとても嬉しいのです。

周りの丸い葉の草はキカシグサでしょう。流行の(?)多肉植物っぽくて何か可愛らしいですね。
キカシグサ=Rotala indica。
これは水上葉なので、水中化させないと判りません。

同じ水田にはミズワラビの物凄い小さな株がいくつか見れました。
大きな姿なら画像も撮ったでしょうがね?(言い訳です、その2)

これらの雑草達は生息が局所的過ぎるので、ヒロハ系同様、見れなくなる日が近いのかもしれません。

ということで(?)場所移動。以下は稲作の水田には無かったので・・・

DSC_0777.JPG

DSC_0773.JPG

ミズオオバコです。
ある所にはありますね。
期待通り、花が綺麗に咲いていました。白~薄ピンクまで様々でした。
同所的にトリゲモの一種も。
これはお恥ずかしながら、ずっとフラスコモの一種と勘違いしていたのですが、実際はトリゲモの一種らしいです。
ここでの問題は、アクアリウム由来であろう、パロットフェザーが多い事、この場所の少し上で
何か開発しているのか、重機が入っている事です。
ある程度の開発が必要なのは「分かり」ます、でも「解り」ません。
少なくとも野生動植物減少の「全て」を採集圧にしてしまうのは。

…ま、色々思うところはあります。
……
………
が、それらは海にでも置いといて、はい。こういう風景が失われるのは確かに悲しい事ですよね。

ところで、和名で羅列(一部は学名をあててますが)しましたが、
個人的には、所謂アクアリウムの世界で流通する水草の流通名=和名の個体の学名を主とした流通名、とは思っておりません
自分は学者でも何でもないので、否、学者でも無茶苦茶な事もあったりしますが、それを言い出すと…ね?
まあ、その辺、混沌としているのが現実なんでしょうね…
当研究所では何年も研究しているとか、設備も資金も違うと、それ言われるのでしたら、
こっちはあなたよりも海外、国内含めてフィールドに出てるんですよ?そもそものベクトルが違うんです。
それでもこんななんですよ?(自嘲)
となりますので、
少なくとも自分にとってはそんな論争ハッキリ言って無意味です。
え?センスの問題?そう仰るならご覧になられているこのブログのタイトルを区切って、
日本語的に読み直して下さいね(自嘲)
押える所押えていれば、ええんです。アカマタさんも咬みつけません。

って、気付けば何故かウルトラなオトコと闘う悪役の怪獣(自分)、みたいな文章になっていますね(笑)
それでは結局やられるので、何かイヤですが(汗)
なので、ウルトラな方々は怪獣さんに構わないであげて下さいね(笑)

旅は個人的には(?)非常に楽しかったので良いのです、はい。
まあ、この記事で不快になられた方おられたなら申し訳ないのですが…
考え方、生き方なんて人それぞれでええんですよ。
アドバイス」と「押し付け」は全く、根本からして違うという事をご理解下さいね。

近所の長生き健康おじさんのお言葉。
旅行は若いうちに行った方がええよ。ワシも奄美大島は行きたかったけど、いつでも行ける、思てたら、結局行けずじまいや。旅行の記憶ちゅうのはいつまでも残って、必ず自分のモノになるからな。せやからワシは旅を勧めるんや。」

…この方の「若い」って定義、何歳位なんでしょうね?

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